チャントってなあに?①
初めてわたしがJリーグの試合を見た時。
それは浦和vsG大阪のGW開催デーゲーム。
浦和も観客数減が囁かれていた頃だが、
これほどのビッグマッチであればそんなのも関係ない。
浦和じゅうの(埼玉じゅうと言ってしまうと某橙勢力の影がちらつくので)
サッカーが好きな老若男女が、埼玉スタジアムに集まっていた。
ただわたしは、さいたま市民でも埼玉県民でもない。
青赤の服を着た親子連れでいっぱいになった。
ただ当時気になっていた先輩(これがのちの主人となるのだが)が
熱狂的な浦和サポーターだったため、
わたしの初サッカー観戦は埼玉スタジアムで迎えることになった。
まず驚いたのは、みんなが様々なユニフォームを着て街を闊歩する姿。
うちの近所で見るFC東京ユニの数とは比べ物にならないぞ。。。
赤赤赤ときどき青黒、みたいなどホーム。
ただの街なのに赤いのがいっぱいいる。
なんなら街も赤いし。
埼玉高速鉄道に乗ったガンバサポが不憫なほどに。。。
もちろん、わたしは分かっていた。
浦和レッズ(サポーター)は怖い集団
いくらサッカーを見てなくてもそれくらいは知ってるよってくらい
常識だったような気がするし、
わたしもそれを知ってたから、めちゃくちゃ緊張した。。。
先輩に試合を誘われた時も、
浦和の試合誘うなんて正気か?バカなのか? と思っていた。
赤い服を着てないとレッズサポに殺されると聞いていたけど、
赤い服なんて普段あんま買わないから。。。
とりあえず白と黒で揃えて、アウェイチームの色は絶対に取り入れないようにした。
冗談抜きで、デニムの青でさえ軽蔑されるとネットで見た。笑
そんな、見えない何かと必死に戦っていたわたしだったが
スタジアムに入るとそんな不安は消えた。
初めてのサッカー観戦は、メインアッパー席。
要するに2階席というか、実際は5階くらいの高さだけど、応援が熱心でないエリア。
わたしの他にもユニフォームを着てない人はちらほらいた。
普通に座れるし、食べ物買ったりお酒飲んだり、お祭りみたいで楽しかった。
そうこうしているうちに、
試合前のウォーミングアップで選手たちが入ってくる。
すげーーーーーーって感じで見入ってた。
テレビで見る日本代表が、自分の肉眼で見える範囲でボールを蹴っている。。。
しかし、選手以上に魅了されてしまい、
Jリーグ そして 浦和レッズを応援するようになったきっかけとなる
光景が広がった。。。